
昨日は、南房総市の子育て支援事業の一つ「ひよこの会」に呼んで頂きました。
今年度は、様々な場所に講師としてお声を掛けて頂きましたが、この千倉町で
開催されたひよこの会だけは、「同じ参加者で二回企画してほしい」とのお願い
を聞き入れて下さり、半年の間で二回目の開催となりました。
同じメンバーで二回行いたいとお願いした理由は、子育てママや子供たちと
二回お会いできる事で、”こころを開いていただける可能性”が高まるので
はないかと思ったからです。
結果は、予想した通りでした。
初回はわが子にマッサージをしてあげたいと楽しみにやってきたママたちの期待
を裏切り、走り回っていた子供たちも、今回は様子がわかっている安心感からか、
バスタオルの上にみんなでごろんと横になり、まったり〜〜〜♪
実は、あまりにも多い参加人数を、主催者側で考慮し、一時間ずつの入れ替えに
してくださった事も、功をなしたようです。
マッサージを受ける子供たちのスタイルは、もちろん自由です。
座ったままがいい子、お洋服は脱ぎたくない子、ママに抱っこしてもらって、
受けたい子...

「我がこの望むスタイルで!」のお願いも、二回目のママたちはすんなりと理解
してくださり、わが子に”みんなと同じ”を強要する人はいませんでした。
それでも、はっと気づくと、一枚目の写真のように、なぜかみんな一斉にごろり〜ん、
まったり〜♪の雰囲気が出来上がっており、ちびっ子ギャング達も””気持ちいい♪”
は、みんな一緒なのですね。
最後にみんなで読んだ絵本。一組目は”おおきなかぶ”二組目は”私のワンピース”
2〜4歳児の吸い付くような輝く瞳。体全身で表現してくれる驚きと喜び!
最後の「拍手〜〜〜!」の掛け声には、飛び上がって拍手をしてくれました。

保育園と、学童保育で保母をしていた頃のわくわくする記憶がよみがえりました。
保母さんを「なんて素晴らしい仕事なんだろう!」と感じた自分を思い出しました。
何年たっても、やっぱり子供たちは輝いています。
最後に、とても気になった事がありました。
こういう会に呼んでいただくと、意外なほど多くかおり庵のベビーマッサージ塾を
卒業された母子に出会うことがあります。
ママの腕に抱かれておっぱいを飲んでいた子供たちが、いつの間にか自分の足で歩き
ママの腕の中には、妹や弟が抱かれているのです。
「久し振りですね。元気でやってる?」
こんな私達の問いかけに「楽しく子育てしています」「二人目だから余裕です」
「なんとか、やっています」こんな言葉が返って来る事が多いのですが、
それでも、二人、三人の子供を抱えたママ達の表情が固い事を見逃しません。
初めての赤ちゃんの子育てにあたふたしながらも輝いていたあのころのママとは違って
”怒り”を溜め込んでいる事が見えるのです。吐き出す事のできない、怒りと疲れ。
6回のベビーマッサージ塾の終了時に、「もう、終わりなのですか」「今からなのに...」
「次は、ないのですか?」
こんな言葉を口にするママ達に「ごめんね、これでひとまず終わりなんだ」
としかいえなかった私達。
ねんねをしている赤ちゃん、ある意味、自分の思うようになった乳児時代を終えてからこそ
ママたちの苦悩と悩みは始まる。
今こそ、真剣にベビーマッサージ塾のその後のクラスを、
もっと皆さんの子育てに長い期間係わってゆく
”ママのこころ塾”を立ち上げねばならない事に、気がつきました。