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胎児は知っている(2)

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この10年の間に、神経科学と発達心理学の分野で革命的な発見があった

こんな書き出しで始まる「胎児は知っている・母親のこころ」トマス・バーニー著より一部を抜粋してご紹介させていただきます。
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この10年の間に、神経科学と発達心理学の分野で革命的な発見があった。

子供の脳は、受精の瞬間から環境によってつくられる」というのである。私達は今、これまで直感的に知っていた事を、今や確かな事実として知ってる。心と体は、そして遺伝と環境は、決して切り離す事ができない。

子供は主に世話をしてくれる一人か二人の人と、安定した関係で結ばれる事ができれば、情緒や認知能力がぐんぐん発達する。養育者とそのような相互作用は、子供に一時的でなく永久的なメリットをもたらす

親はいつ、どのようにすれば子供の成長しつつある脳に、たとえば”自然にわきあがる善意”のような一見はとらえがたい能力を刻み込む事ができるのだろうか?そして、それはいつまでに手がければ間に合うのだろうか?子供の中にうつや暴力が芽生えはじめたら、それが本格的なものに発展する前に、摘み取る事はできるのだろうか?

これらの疑問に対する深遠な答えを、神経科学と発達心理学が示してくれる。とくに出生前と出生直後の体験が人格と心の発達に決定的な影響を与えるという考えの正しさを証明してくれた。

特に母親との「同調」が、個人の一生の脳の構造をほとんど決めてしまう。親が無意識に送っている言葉や言葉以外のメッセージが、生物学的要因と相互に作用して、脳の成長過程が調整される。妊娠中の母親が感じた事や考えた事は、確実に神経ホルモンを通して胎児に伝わり、母親の不安やうつやストレスが、子供の脳の配線を少しずつ組み替え、知性や人格を変えていってしまうのです


・遺伝子が運命を変えるのではない。子供の発達に甚大な影響を及ぼすのは環境である。この事が明らかになった今、親は新たな責任を課せられたといえる。しかし同時に、親は新たな機会を手にしたともいえる。


・ロンドン大学の研究者たちは、母親のうつが産後一年続いた場合、女の子よりも男の子のほうがIQが低くなる事を発見した。


・子宮の中で母親の過度のストレスや不安やうつの影響を受けた子供は、
生涯消えない問題を抱え込むリスクが高くなる。これは近年行われた数多くの研究によって証明されている事実です。


・妊娠中にストレスをかかえていた母親の子供は、穏やかな気持ちで過ごした母親の子供に比べると、多動、運動性の問題、注意力欠陥を持つリスクがはるかに高くなる。


・同じ事を経験しても、それがストレスとなる人もいれば、ならない人もいる。それは、経験した事を人がどう受け止めるかにかかっている。


・うつの母親から生まれた子供は概して泣きやすく、なだめるのに骨が折れる事を発見しました。また、母親のうつが重症であるほど、新生児の癇が強くなる事もわかった。研究者によれば妊娠中のうつは産後も続く事が多い。しかもこの症状は、癇の強い子供をもつ事でいっそう悪化する。自分がうつだというだけでも、新生児と上手にかかわることが難しくなるのに、その子が泣いてばかりいれば、母親はよけいに打ちのめされ、ますます母子の”きずな”つくりが難しくなる。この自らを悪い方向へ強化していくシステムを断ち切らない限り、妊娠時代に端を発するうつとかんしゃくの永久の悪循環がスタートしてしまう。


・ネガティブな感情を克服する方法や、子供の健康を増進する方法を学んでいる人たちほど、出産が軽い事が多い。


・親になる事は、自分自身の子供時代の体験を振り返る機会でもある。ポジティブな親は、子供と幸せを分かち合う事ができる。しかしネガティブな親は、自分が手に入れることのできなかったものを子供に与える事で、人生の埋め合わせをしようとする。


・私達は親と言う大仕事を始める前に、その動機を真剣に考えてみるべきだ。心にもやがかかった状態で育児を始めれば、満足な育児が出来ないだけでなく、子供を慈しむ能力も発揮できず、子供を危険にさらす事になる。


・いうまでもなくリスクの高い親は、自分自身の問題が整理できるまでは、子供を作ることは見合わせなければならない。では、どんな人がリスクの高い親なのだろうか。それは、深刻な心理的あるいは社会生活上の問題のせいで、気持ちが乱れている人や、自分の事しか考えられない人、あるいは大人になりきっていない人である。


・子供を持つことは「信じる」行為だという事ができる。子育ての決め手の一つは、柔軟な態度だ。子育て上手な親とは、子供の欲求や要求に柔軟に答える事の出来る親である。一方、子供に合わせて自分を変える事ができず、むしろ子供が自分に合わせる事を期待する親は、適切な子育てをするには頑なすぎるかもしれない。


・愛情深い育児だけが、子供の脳に適切な刺激を与え、子供の一生の幸せと自信と愛の下地をつくる。育児放棄は、子供の脳にうつのプログラムを組み込む事になるかもしれない。虐待は、不安や暴力その他の精神的疾患のための回路をつくる。


・なぜ幸せな母親の子供はたいてい楽しげで、ふさぎがちな母親の子供はたいてい暗く沈みこんでいるのか。ふさぎこんだ子供は、内面の痛みのせいで外に注意を向けられなくなっているので、人や物と関わり続ける事が出来ない。怒っている子供は、人と一緒に遊んだり、もっと楽しい事をさがしたりする動機に欠ける。一方、幸せな子供は、そうした動機に満ち満ちている。


・ふさぎこんだ母親は、自分の気分に振り回されて、子供の発したシグナルに答える余裕が無く、子供の調子を整える手助けが出来ない。子供は始めは関係の修復に努めるかもしれないが、失敗するたびに気持ちは内面の処理だけに向いてゆく。ふさぎこんだ親とのこうした経験が重なると、やがて子供の心と脳の構造にマイナスの影響がおよぶ。子供は社会とのかかわりを避ける事を覚え、しだいに親が返してくる不適切な情緒表現に鈍感になる事で身を守ろうとするようになる。そして、子供の中に、自分は無力で、親は頼れない存在と言う構図が出来上がる。


・言語学者によれば、話し言葉の学びの扉は、生後10ヶ月から閉じ始める。これらの基本的なスキルが身についてしまえば、語彙を増やすための回路は永久に閉じる事は無い。とはいえ、ただ話しかければそれで十分なのかといえば、そうではない。話しかける量よりもっと重要なのは、言葉にどれだけ情緒がこめられているかである。言葉は子供にエネルギーを与える重要な要素である。ポジティブな言葉かけを1時間に30回も受けていた子供達はIQテストで最も高得点を取った。


・子供にどのように話かけるかで、子供の一生の成功の土台をつくることもあれば、失敗の土台をつくることもある
。どんな時も、やさしさは怒りに打ち勝ち、根気は短期に打ち勝つのです。

 

 

 

 

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心に止まったっ言葉、ぜひみなさんに知っていただきたい事を無造作に抜粋させていただいたら、
沢山になってしまいました

素晴らしい書籍です。ぜひ読んでみる事をお勧めいたします。↓
「胎児は知っている・母親のこころ」トマス・バーニー著

| 胎児は知っている | 17:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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胎児は知っている

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素晴らしい本に出会いました。その本はバッチフラワーシンポジウムでであった医学博士の池川明先生が推薦している書籍です。

池川先生は前書きでこう書いています。

1981年に大ベストセラーとなった「胎児は見ている」トマス・バーニー博士著は、胎児にも記憶や感情があることを表した進歩的な本で、科学的証拠に基づいて説を展開し、世界に衝撃を与えたが、それから四半世紀、その後新しく発見された科学的証拠を加え、妊娠中から子育て期間に更なる光を当てている本であると。

今、世界中で子供達にいろいろな問題が起きています。それに対して私達は解決する手段をほとんど持ち合わせていないかのように考えられていますが、子供達の問題を解決するには妊娠・出産期に大きなヒントが隠されているのです。

以前は仮説であったものが最近になり科学敵意に証明されたものも多いのですが、残念な事にわが国においてはその事実を知っている人があまりにも少なく、その理論のもたらす恩恵を受ける事ができずにいます。

受精の瞬間から母親の感情で子供の発育の方向性がある程度決まるとしたら、その事を知らずに妊娠・出産に望む事が危険であることは、本書を読めば直ちに理解できるでしょう。

子供がより良い人生を送る鍵は、妊娠・出産時の母親の感情胎児・新生児との関係性にあるようです。

胎児は知っている・母親のこころ(トマス・バーニー著)本書によせてより抜粋

| 胎児は知っている | 14:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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