2008.11.08 Sat
拝啓、ソラノスケ殿
「二十歳の誕生日おめでとう!
二十歳になった君は今頃、大学生だろうか?
社会人?いや、いや、放浪の旅に出ているのかもしれない。
かーちゃんは、ソラノスケが生まれてきてから、
どれほど君を慈しみ手をかけてきたかわからない。
正直、俺もソラノスケになりたい。
20才になったソラノスケに願う事、
名前のとうり、ソラから見渡せる多くの人たちを
助ける事の出来る男になってほしい。
好きな事で羽ばたき、惚れた女を守るのだ!
惚れた女を泣かしてはならない。
そして、ソラノスケ、
かーちゃんは、オレの惚れた女だ。
俺のほれたかーちゃんを泣かす事だけは許さない。
自分の惚れた女と、かーちゃんを守れ。
これが二十歳になったソラノスケに
とーちゃんが願う事だ...」
昨日はベビー塾の卒業式。
恒例の「二十歳になったわが子へ」の手紙、
パパの分もしたためてきてくれた人たちがいた。
うろ覚えだけれど、聞いていた手紙の内容をここに書いてみた。
ソラノスケ君へ宛てた
とーちゃんの手紙は強烈だった。
かーちゃんも、いつも口にしていた
「ソラノスケはとーちゃんのような男になってほしい!」と
夫婦、こっけいかもしれない。
夫婦、傍から見たら馬鹿ばかしかもしれない。
我が家の父が、わがままな母の世話を見続けてきた人生。
80才を過ぎてもなお、なぜあんなわがままばーさんの
世話をし続けるのか(文句を言いながら)
わからない。
先日、マイミクさんがコメントに書いてくれた言葉。
「医者に行くのが嫌だと言い張る母の手を
これ以上わがままを言うなと、娘の自分が叩いた時、
それを見ていた父の悲しそうな顔。
年老いて、自分一人の力では母を病院へ連れて行くことも
看続ける事も出来なくなったとき、母の全てを背負ってきた
父の、母のわがままを聞き続けてあげる事のできなくなった
父のかなしそうな瞳....そんな父の目の前で、私は母の手を叩いたのです...」
夫婦って何だろう。
他人から見たら、不平等かもしれない。
周りから見たら、お互いが悪いと思うのかもしれない。
それでも、摩訶不思議な絆
始まったばかりの夫婦と、
終着駅に向かおうとしている夫婦の絆
そんな夫婦であった事を、子供達は忘れない。
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| KIDSアロマテラピ- | 11:50 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑